100周年史発刊に寄せて

pic-p-hida立教大学体育会OB・OGクラブ

会長 肥田隆雄

立教大学体育会テニス部が創部100周年を迎え、その記念事業の一環として100周年史を発刊されることを心よりお祝い申し上げます。

現在、立教大学体育会は51部56団体、約2300人で構成され、本学内最大規模の自治組織として活動を行っております。テニス部が創立された大正5(1916)年は、キャンパスはまだ築地にあり、生徒数も予科と本科で百名程度であったそうです。現在のテニス部は部員が67名を数え、今まで594名ものOB・OGを輩出されたとのことです。百年という歴史の重みと伝統を感じずにはいられません。

テニス部は2016年度リーグ戦にて、男子が2部昇格、女子が2部優勝という輝かしい成績を収められました。これもひとえに、OB・OGの皆様はじめ、関係者のご尽力の賜物であると、皆様に心から感謝したいと思います。

体育会OB・OGクラブは、立教大学体育会の振興発展に資することを目的に活動を続けておりますが、テニス部におかれても、「規律・団結・競争の価値を学ぶ」との活動方針を通じ、100年の伝統と共に立教大学の発展に一層寄与されることを期待いたします。

現在、体育会OB・OGクラブでは、体育会本部の学生と一緒になって、立教学院内の一環連携の強化に向けた活動を行っているところです。そのような中、テニス部は36年も前から立教学院の男女関係校との練習会などの企画・運営を行い、現在に至っています。取り組みに敬意を表するとともに、体育会の先駆者なる知見をぜひ学内にも波及させ、100周年を契機にテニス部が立教大学を牽引し、さらなる発展を遂げられることを心よりお祈りしています。