テニス部の思いで

提供者: 昭和31年(1956)-森恵。 区分: 寄稿文

  
 昭和27年に立教大学体育会硬式庭球部にお世話になり、60年もの歳月がながれました。当時は池袋駅西口から学校まで、現在では想像もつかない大戦後の面影を残すたたずまいが続いていました。しかし、立教正門を入ると右にチャペル左に図書館、時計台を抜けて正面に学生食堂と現在とほとんど変わらない静かな雰囲気が漂っておりました。我が庭球部のコートはその右奥4号館理学部校舎の南側に4面とボールドがあり、私共は4年間学園内の恵まれた環境で過ごさせて頂きました。日曜・祝日には多数の先輩にご指導頂き厳しいなかでも楽しい練習をさせて頂き、あっと言う間の4年間でした。社会に出てからも引き続き同僚・先輩にご指導を頂きながら試行を重ねてまいりました。

現在はOB・OGのご尽力と現役の活躍の情報を楽しみに八十路の坂を登っております

森 惠