「100周年、立教テニス部への感謝」

提供者: 昭和56年(1981)-竹石敬之。 区分: 寄稿文

 この度の創部100周年、誠におめでとうございます。

 卒業以来、私自身の精神的な支えとなっている立教大学テニス部の存在と長年変わらぬお付き合いを頂いている先輩・後輩の皆様のご厚情に心より感謝を申し上げます。

 軟式経験だけの硬式初心者であった自分がリーグ戦や対抗戦を経験出来た事や、現在も生涯スポーツとしてテニスを楽しむ事が出来るのもテニス部の先輩・後輩のお蔭です。また、社会人になってからの様々な苦労も、体育会の厳しい練習に耐えたという自信や、OBとして相応しい振る舞いをしなくてはという意識が働き、何とか乗り越えられた様に思います。

 仕事中心の生活が続き、母校やテニス部にほとんど貢献出来ていない事を大変申し訳なく思っていますが、今後は少し時間を作れそうなので、是非ともリーグ戦の応援に駆け付けたいと思います。
今回、唯一残念なのは、同期の小川諭君が若くして他界し、100周年を一緒に祝うことが出来ない事です。本当に残念ですが…、きっと喜んでいると思います。

 現役の皆さん。全力でテニスに打ち込める日々は学生時代だけに許される貴重な時間です。悔いの無い様に、精一杯頑張って下さい。

昭和56年卒業  竹石敬之